ネットオークション、フリマサイトの比較をしてみました。
サービス名 | 種別 | 開始年 |
eBay | オークション | 1995年 |
ヤフオク(旧名:Yahooオークション) | オークション | 1999年 |
楽天オークション(旧名:楽天フリマ) | オークション | 1999年 |
モバオク | オークション | 2004年 |
セカイモン | オークション | 2007年 |
Amazonマーケットプレイス | フリマ | ? |
フリル | フリマ | 2012年 |
メルカリ | フリマ | 2013年 |
LINE MALL | フリマ | 2013年 ⇒ 2016年終了 |
オークションとフリマの違いは以下の通りです。
- 買い手が値段を決める → オークション
- 売り手が値段を決める → フリマ
値段がわからないものはオークションに出品し、「この値段で売りたい!」というものはフリマなどと使い分けましょう
eBay
eBay Inc.(イーベイ)は、インターネットオークションeBayを展開するアメリカ合衆国の会社です。
インターネットオークションでは世界最多の利用者を持っています。
1999年10月に日本法人「イーベイジャパン」設立、日本電気(NEC)と組んで2000年、日本市場をカバーすべく日本語に進出しましたが、先行していたYahoo! JAPANのYahoo!オークション(ヤフオク)に太刀打ちできず、会員が集まらなかったこともあって2002年3月31日に撤退しました。
2007年12月、ヤフオクとの提携を発表しました。
2002年にインターネット決済サービスを行うペイパル(PayPal)を買収し子会社としていましたが、ペイパルは2015年7月に分離独立しています。
ヤフオク
運営会社:ヤフージャパン
会員数:919万人
出品時にかかる費用:無料。一部のカテゴリを除き、出品システム利用料はかかりません。ただし、ヤフープレムアム(月額498円)に加入する必要があります。
落札時にかかる費用:出品したオークションが落札されるとかかります。落札されたオークションごと(オークションID単位)の落札総額に対し計算されます。
送料負担が出品者 | 送料負担が落札者 | |
落札価格の8.64%(税込)
※1 |
625円以上 のオークション |
624円以下 のオークション |
落札価格の8.64%(税込) ※1 |
54円(税込) ※2 |
※1: 「中古車・新車」など一部のカテゴリでは、落札価格に関わらず所定の落札システム利用料がかかります。
※2:一部、落札価格の8.64%(税込)になる場合があります。
決済方法:ネットバンキング・かんたん決済・代引き
スマホアプリ:iPhone・Android・Windows8・iPad
特徴:
ネットオークションと言えば、日本で圧倒的なユーザー数とシェアを誇るヤフオクが真っ先に頭に浮かぶ人も多いですね。
以前は5,000円上の落札にはプレミアム登録(有料)が必要でしたが、最近、落札時の手数料やストア登録が無料になるキャンペーンで話題になりました。
アプリもiPhoneとAndroidに対応しているだけでなく、iPadやWindowsなどのタブレットにも対応しています。
他のサービスに比べて利用者が多いので、出品した時に購入者が見つかりやすいのと、品揃えが豊富で、他のネットオークションでは売っていないものが売っていたりすることがよくあります。
楽天オークション
運営会社:楽天オークション
会員数:不明
出品時にかかる費用:取引が完了した場合、落札価格の5.4%(税込)のシステム利用料が発生します。
落札時にかかる費用:商品代金・送料・楽天あんしん決済手数料・匿名手数料(匿名配送利用時のみ)がかかります。
詳細は、楽天オークション利用料 に詳しいです。
スマホアプリ:iPhone・Android
特徴:
楽天グループが運営するオークションサイトです。
楽天市場との親和性があるので、楽天をよく使う人には向いています。
モバオク
運営会社:DeNA
会員数:120万人
出品時にかかる費用:有料会員登録(324円)が必要
落札時にかかる費用:入札には有料会員登録(324円)が必要
詳細は、モバオクの決済手数料 をご覧ください。
決済方法:出品者によって、モバペイ(クレジット・ケータイ支払い)・銀行振込・代引きなどから選択可
スマホアプリ:iPhone・Android
特徴:
DeNAが提供するオークションです。
モバイルユーザーがメインですが、PCからでも利用ができます。
出品も落札にも有料会員登録(324円)が必要ですが、取引ごとに発生するシステム使用料などはかからないため、数多く出品・落札する方にはお得です。
出品者によっては、支払い時、出品者の銀行口座に直接振り込むことや代引きも可能ですが、「一旦仲介業者に代金を支払って、落札者が受け取り確認をしたら出品者に支払われる」というモバオクの決済システム「モパペイ」を利用することも可能です。
モバペイにかかる手数料は落札金額と支払い方法(ATM・ネットバイキング・コンビニ・クレジット・ケータイ支払い)によって変わりますが、金額は99円から298円です。
使用者も基本的には若いユーザーが多く、単価もヤフオクよりは安めです。
ヤフオクとモバオクでネットオークションの9割を占めるほど、ヤフオクに次いでユーザー数の多いオークションサイトです。
Amazonマーケットプレイス
運営会社:アマゾンジャパン
会員数:不明
手数料:月額4,900円の大口と無料の小口があります。アマゾン出品サービス をご覧ください。
法人のように沢山売る場合は大口を選べばよいですが、個人なら小口でよいでしょう。
手数料計算は複雑で難しいですが、アマゾンの手数料を一発で計算のようなサイトもあります。
入金額:
- 商品価格:自分で決めた価格
- 一律送料:アマゾンが決めた購入者が支払う送料
商品カテゴリーによって異なります。(本257円, CD・DVD350円)
出ていく金額:
- Amazonにあらかじめ引かれる手数料
基本成約料:すべて商品一律100円
カテゴリー成約料:本60円, CD・DVD140円
販売手数料:商品価格の15% →(0.15×商品価格)円
- 自分で支払うもの
実際の送料:メール便などの発送で実際にかかった金額
特徴:
Amazonに個人、あるいは法人で出品する形をとります。
ヤフオクのように出品に月額の手数料はかからないために、「取りあえず出しておけ」って感じで出すのもよいです。
セカイモン
株式会社ショップエアラインが、アメリカ合衆国カリフォルニア州シリコンバレーにある現地法人Shop Airlines America, Inc.と、オランダ王国アムステルダムスキポールにある現地法人Shop Airlines Europe B.V.を拠点に展開する購入代行サービスです。
2007年12月にアメリカの eBay Inc.と提携して開始したeBay公認のサービスでもあります。
eBay.comおよびeBayの英国サイトeBay.co.ukで出品されている商品を、日本語で商品検索することができます。
eBayとの資本関係はないものの、セカイモンは、約8億点の商品数を誇るマーケットプレイス「eBay(イーベイ)」の公式日本語サイトと言えます。
日本にいながら、世界中の商品を簡単、気軽に安心してショッピングができます。
日本ではなかなか手に入らない物が手に入るメリットはある一方、難点はどうしても、送料、関税など手数料が多くかかることです。
フリル
運営会社:株式会社Fablic
出品社手数料:商品が売れた時の出品者が負担する手数料は10%です。
購入時手数料:
- クレジットカード(手数料¥0)
- コンビニ払い(手数料¥100)
- 銀行ATM振込み(手数料¥100)
クレジットカードは手数料がかかりませんが、コンビニ払いとATM振込みは手数料が100円かかります。
また、10,000円以上の商品が売れた時に本人確認が必要です(出品者のみで購入者は必要ありません)。
特徴:
フリルはもともと女性専用でしたが、2015年7月から男性も利用可能になりました。
ただ、女性向けの商品が圧倒的に多いです。
メルカリ
運営会社:株式会社メルカリ
出品社手数料:商品が売れた時の出品者が負担する手数料は10%です。
購入時手数料:
- クレジットカード(手数料¥0)
- コンビニ払い(手数料¥100)
- 銀行ATM振込み(手数料¥100)
クレジットカードは手数料がかかりませんが、コンビニ払いとATM振込みは手数料が100円かかります。
LINE MALL
LINE MALLはLINEのフリマですが、2016年2月29日、CtoCフリマアプリ「LINE MALL」の提供を2016年5月31日に終了することを発表しました。
2013年12月20日のサービス開始から約2年5カ月での終了となります。